新調理システム
当院では、新調理システムを採用し、より衛生的で安全な食事を提供することができるシステムを活用しています。
また、従来の調理システムよりも、調味料が食材に浸透しやすいため、減塩食でも「おいしい」食事をお召し上がりいただけます。
新調理システムとは
「スチームコンベクションオーブン」、「ブラストチラー」、「真空包装機」と言う機器を使用し、「真空調理法」や「クックチル」といった調理法・保存法を取り入れた、新しい調理法です。
調理作業を高度にマニュアル化し、おいしさの均一化や作業効率の改善、マンパワーコストの低減、高い安全性の確保などに効果を発揮します。
調理機器の紹介
スチームコンベクションオーブン
焼く・蒸す・揚げる・煮る・炊く・炒める
すべての過熱方法をこれ一台で行うことができる機械です。
水蒸気を入れながら加熱するため、食材がふっくらと仕上がり、お魚やお肉なども
柔らかく仕上がります。
ブラストチラー
急速冷却器です。
マイナス40℃程度の冷気を利用し、食材を急速に冷却することができる機械です。
食中毒菌が繁殖しやすい、35℃前後の温度帯を、瞬時に通過するため、菌の増殖を抑えることができ、安全な食事を提供することができます。
真空包装機
専用の袋を用いて、真空状態を作り出す機械です。
真空状態で調理を行うと、調味液が食材に浸透しやすく、少ない調味料でも、十分な味付けが可能になります。
これを用いることで、塩分制限が必要な患者様でも、おいしく減塩食をお召し上がりいただくことができます。